「業者によって言う事や金額がバラバラで困っている」「チラシ、インターネット、訪問販売…情報が多すぎて、何を信じたらいいかわからない」「結局のところ、外壁塗装の金額はどの位が適正なの？」と、外壁塗装にまつわるお悩みは次から次へと出てきます。

塗装と一言にいっても塗料には様々な種類があり、安さだけをアピールしてくる業者にはまず注意した方がいいでしょう。最低限知っておいてほしい４つのポイントと、外壁塗装にかかる金額のからくりをお教えします。

訪問販売の業者に、こんな風に言われたことがありませんか？実は、外壁塗装工事は材料費ではなく人件費がその費用の大半を占めています。

仕入れの価格がどの業者もほとんど変わらないのに、金額に差が出るのは工期を短くして、人件費を安く見積もっている可能性があります。手間を省いたり、未熟な職人が施工して、仕上がりが雑になるかもしれないので注意しましょう。

大手リフォーム会社やハウスメーカーによくある、「オリジナル塗料」。実はこれ、ほとんどがどこかのメーカーのラベルを張り替えただけのものなんです。驚きですよね。全然、オリジナルではありません。

しかもこの塗料は、元々安いものであるにもかかわらず、高値で販売されていることが多いです。特に、主剤が水性シリコンである場合は要注意です！

現在の塗装業界ではシリコン塗料が一般的ですが、メーカーや性質によってその価格差は２倍以上の開きが出ることもあります。

その中でも一番安いのが水性シリコンです。ここに悪徳業者はつけこんでくる可能性が高いです。

外壁塗装では付帯部（雨樋・破風・雨戸）の塗装も一緒に行います。この際、付帯部だからといって、安いウレタン塗料を使用してしまうと、耐用年数に差が出てしまい外壁とのバランスが取れないことがあります。

最適な塗料で外壁と付帯部を同時に施工すると、はじめは少し費用が嵩むかもしれません。ですが、付帯部の塗料が適切でないと雨漏りなどの原因となり、家全体のリフォームが必要になってしまう可能性が…！

目先の金額にとらわれず、本当にお得な施工法はどんなものなのか、優良な業者としっかり相談しましょう。